わが家の中学受験体験記 〜一貫校に進んでよかったこと〜
わが家の子ども2人は、中学受験をしました。
受験したのは、中・高・大までの一貫校です。
「受験したい!」と子どもが強く望んだから…というよりは、私自身の思いが大きかったかもしれません。
公立中学に進むと、高校受験・大学受験と大きな節目が続きます。
多感な時期に、好きなことや夢中になれることに**「受験」という縛りなく、じっくり時間を使ってほしい**。
そんな願いがありました。
とはいえ、小学生の受験は親子二人三脚。
仕事をしながらの受験サポートは、なかなか大変でした…。
それでも、中学から一貫校に通って**「本当に良かった!」**と思うことがいくつもあります。
今回は、そのメリットをご紹介します。
① 学校内での勉強・活動がとにかく充実!
授業の質が高く、単に「教えられて覚える」ような勉強では終わりません。
・企業や大学の方が社会人講師としてコラボ授業をしてくれる
・芸術の分野でも、いわゆる“ほんまもん”に触れられる機会が多い
・課外活動でオーケストラや劇、有名企業の工場見学などがある
親子でもなかなか行けない場所や、普段は体験できないようなことを、学校の授業の一環として経験できるのは、私立ならではだなと感じます。
② 子どもの視野が広がる
短期留学やホームステイの受け入れなど、国際的な経験を積む機会が豊富です。
また、私立中学にはさまざまな小学校から生徒が集まるため、**「地域のつながり」だけだった世界が、一気に広がる」**のも大きなポイント。
これは子どもにとっても、母である私にとっても、新鮮な変化でした。
③ もう受験がない!
これは、何よりも大きなメリットです(笑)。
もちろん、内部進学には一定の成績基準がありますが、公立中学のように偏差値や順位に追われる生活をしなくていいのは、本当にありがたい。
例えば、公立中学に進むと…
- 中2頃から塾通いが本格化
- 夏休みは毎日夏期講習
- 中3は受験校選び、模試、塾通い…
と、時間もお金もかかります。
一方、中高一貫校なら、学校生活そのものが充実しているので、塾に行かなくても十分。
そのぶん、自分のやりたいことに時間を費やせるのが大きな魅力です。
④ 友だちとのつながりが深い
子どもたちはよく、
「もし一貫校じゃなかったら、友だちともこんなに濃厚な関係にならなかったかも」
と言っています。
6年間(場合によっては10年間)、気の合う友だちや信頼できる先生と一緒に過ごせる環境は、心の支えにもなっているようです。
まとめ
もちろん、どの進路にもメリット・デメリットがあります。
でも、わが家にとっては**「中学受験をしてよかったな」**と、今でも思います。
進路選びに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!