退職を言うタイミング

退職
うさぎ
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自分の中で『退職しよ!』って決まったら、

どのタイミングで管理職に話すか、迷ったわー。

ちなみに長い教員人生、『3月末で退職します。』を2回言うてしもてる笑

2回とも、たぶんこの時期が迷惑少ないかなと思って

同じようなタイミングやったなぁ。

管理職に退職を伝えるタイミングって、難しいですよね。学校という組織は、必ず人事異動があって、1年ごとに職員メンバーが変わるので、クラス担任は1年ごとだけど、どのタイミングで伝えると学校全体的に迷惑が少ないか、考えてしまいます。

結局、2回『退職します!』と管理職に宣言することになった私が、実際どんな流れで退職を伝えたか、ご紹介します。

9月・10月 管理職に退職の意向を伝える。

自治体によって違うかもしれませんが、私の勤務していた自治体は人事異動調査の書類が、毎年12月と1月に配布されます。

人事異動調査書に次年度の希望を記入する欄があって

・今の学校のまま

・転勤希望

・どちらでも良い

・退職

の4択になっています。調査書にも記入して提出するのですが、そうすると次年度の人事異動が困るかなと思うので、私は9月下旬頃に管理職に『お話があります。』と2人きりで話せる時間と場所を設定していただき、退職の意向を伝えました。

ニュースでも多く取り上げられている通り、今はどこも教員不足なので、有り難いことに管理職に『移動を視野に入れて残留できないか。』と引き留めていただけて感謝しております。

管理職は無理には引き留めることはできないので、自分の中でしっかりと意思が固まっているのであれば、退職が承認されないということはありません。

私が2回『退職します!』と言ったのは、1回目はやっぱり覚悟ができきれてなかったので、引き留めてもらえて、そのまま継続することに軌道修正をしたからです。あのとき、ゆっくり話を聞いてくださった校長先生に感謝です。ありがたかったです。

最終、異動調査書にも『退職』で記入すると最終確認はありますが、やはり、その時に伝えるより、9月10月くらいがよかったかな、と私は思います。

家族に言うタイミング

家族には、管理職に話す前に『来年から先生辞めて、違うことしようと思ってんねんなぁ。』と退職することを伝えました。

意外な反応というか、私自身はもっと家族に思いとどまるように『説得』をされるかと思っていましたが、

『そうなんやー!』

『良いんちゃう!』

と、あっさりした反応でした笑

きっといつも忙しそうだし、疲れてるし、バタバタしてるし、家族としては心配をしてくれていたのかなと思います。

両親にも伝えると、『公務員やめるなんて、もったいない!』と言われることを想像していたのに、これまた意外で

『そっかぁ、おつかれさーん』

と明るい反応でした。

昨今の、【教員は大変】が世間に浸透していることを身近な家族の反応から感じ取ってしまいました笑

次の仕事に向けて動き出す!

4月から、自由の時間は獲得したとしても、安定した毎月のお給料がなくなります。まだまだ子どもたちの教育費もかかるし、何より働いている自分が好きなので、『家でゆっくりする』のイメージはあまり持てなく、退職を宣言してから【仕事探し】を始めました。

・まずは転職サイトに登録!

登録後、以外とすぐにスカウトメールが来たり、好条件の転職先があったり。教員の転職が難しいというのは、何か根拠があったのか?と思うくらい、50歳でも仕事はなんなりとあるようで、それがわかっただけでも、転職サイトに登録してよかったです。

・一人孤独に仕事探し!

私は退職するまで本当に親しい友人にしか、退職することを伝えておりません。というのは、3学期の学校は、

『来年、私は異動かな?』

『来年は何年生の担任だろう?』

『一緒にペアを組むのは、どの先生だろう?』と

そわそわしている先生たちが多いのです。そんな中、私の場合は、前向きな退職なので、あえて共有せず、休みの日に黙々と仕事探しに取り組むことにしました。

・早期退職した友人に話を聞く!

私の周りには、数名ですが、教員を早期退職をした友人がいます。私自身が忙しくしているせいもあり、その方々がどうされているのか、連絡を取って、電話で、zoomで、ランチで、お話を聞く!をしました。実際に聞けたのは5名の方ですが、どの方も

『辞めてよかった!』

『戻りたいって1回も思わへん。』

と言わはります。それって、もう戻ることができないから、強がっているだけなのでは?と今は思ってしまいますが、本当にそうなのでしょうか。私も1年後、5年後、同じように胸を張って言えてるかな。

そして、何より話を聞いて良かったのは、やっぱり教員をされていただけあって、どの方もパワフルでアクティブなので、何かしら楽しそうに仕事をして元気に過ごされていることが知れたことです。

以上、私が退職を伝えたタイミングでした。自分の人生は1度きりなので、この記事が読んでくださった方の何かのお役に立てたら幸いです。