
今年の職員室、最高やわぁって思ってても
どんなに最高なメンバーでも、次の年には変わるんやもん。
さみしいわ。
でも、1年きりやからこそ、一緒になった仲間を大事にしたいと思うで。
教員の異動、毎年ドキドキの春
公立の学校では、毎年3月末になると教員の異動が発表されます。
学校のメンバーは異動があるので、「同じ顔ぶれで何年も」ということはありません。
良い意味で、一年きり。
子どもたちも、先生も、クラス替えや卒業・転勤で毎年違う環境になります。
たとえば、同じ学校にいれば学年が違っても関わることができますが、
異動で別の学校になれば、仕事で再び出会うことはほとんどありません。
だからこそ、「今年、このメンバーで過ごせるのは一度きり」という思いが強くなります。
異動は3月末までわからない、新しい先生は4月にならないとわからない
異動が発表されるのは、3月末ギリギリ。
そして、新しい学校にやってくる先生が誰なのか、
新任の先生がどんな人なのかは、4月の職員会議で初めてわかります。
毎年、4月初めの職員会議はドキドキです。
- どんな先生が来るのかな?
- 今年のメンバーはどんな雰囲気かな?
- どんな風に仕事を進めていくんだろう?
異動してきた先生も、新任の先生も、初めての環境に緊張しているはず。
そんな新しいメンバー同士で、1週間もしないうちに入学式や始業式を迎えるので、
慌ただしさと緊張感でいっぱいです。
新しい学校での戸惑いと、気を使いまくる日々
異動してすぐのときは、何もかもが違うので、ちょっとしたことにも戸惑います。
- 印刷機の使い方 も学校ごとに違う
- パソコン作業 も、ログインの仕方から校務ソフトまで違う
- 図工室・音楽室・特別教室 などの場所もわからない
とにかく、「早く慣れなきゃ」と思って気を使いまくる毎日。
周りの先生とも、早く仲良くなりたい。
だから、めちゃくちゃパワーを使います。
それでも、私が出会った先生方は、みんな基本的に優しかった。
新しく来た先生に、さりげなく声をかけてくれたり、
ちょっとした困りごとをサッと助けてくれたり。
異動があるからこそ、先生同士も一期一会。
そんな環境のなかで、助け合いながら新しい1年が始まります。
年度初めが肝心と言われるけれど
「年度初めが肝心」とよく言われますが、
スタートダッシュよりも、マラソンでじわじわ走っていく感じで大丈夫です。
そのうち、慣れていきます。
私の出会ってきた先生たちは、優しくておせっかいな人ばっかりでした。
困っていること、不安なこと、なんでも聞いたら優しく対応してくれると思います。
今年の1年が終わって、また新しいメンバーと楽しい先生ライフが過ごせるように、じわじわ、お互いの良さを見せ合っていくくらいがちょうど良いと思います。