退職してから、「やってみたら良いやん!」の精神で、やってみたかったことに挑戦しています。そのひとつが『メルカリ』です。
教員は公務員なので副業禁止とされているので、メルカリはやってはいけないと思い込んでいました。でも実は、不用品を売ることは問題ないそうです。明らかに売り上げ目的で仕入れをしたりハンドメイドをして売ることは副業にあたるようですが、不用品を処分することにより得るお金は、副業にはあたらないとのことです。こんなことならもっと前からやっておけばよかった!
…いや、時間と気力がなかったからやらなかったのかもしれませんね。
今回は、メルカリをやってみて気づいたこと4つをお伝えします。
1. めちゃくちゃ簡単!
まずは、メルカリのアプリをダウンロードして、住所や名前を登録。匿名配送が主流のようなので、お互いの個人情報を知られずに取引ができるのも安心です。
出品はアプリの出品ボタンを押して、写真を撮るだけ。
驚いたのは、AIが商品説明文を自動で作ってくれること!
あとは価格を決めて出品するだけ。これで1週間で、家にあった不用品がどんどん売れていきました。しかも、メルカリポストやメルカリポストミニだと、「やることリスト」から売れた商品をクリックして2次元コードをスマホで読み取って、近くの郵便ポストに投函するだけ。なんと便利。
今まで本や服を古紙回収やリサイクルに出していたのに、こんな便利な仕組みがあったなんて!
2. 終活ではなく“楽しい断捨離”
私の両親は70代後半。まだまだ元気ですが、家にはたくさんの物が溢れています。
元気な両親に対して、「終活に向けて物を捨ててほしい」とは言いにくいけれど、実際、両親が亡くなった後に物の処分に困ったという話は友だちからよく聞きます。仕事も忙しいので、結局、お金を払って業者に頼んだりするとお金もかかります。
そこで、両親にメルカリの話を伝えると、楽しそうに売れそうなものを渡してくれるようになりました。【売れそうなもの=もう今は要らないもの】ですもんね。
売れたお金はちょっとしたお小遣いにもなり、一石二鳥。
これからも定期的に“メルカリ作戦”を続けていきたいと思います。
3. リユースの意識が育つ
夫も私もフルタイムで働いてきたので、お金に困ることはあまりありませんでした。そのせいか、わが家の娘たちの金銭感覚はゆるめ。
私自身がリユースの習慣を持っていなかったので、要らないものは捨てるか、人に譲るのが当たり前になっていました。
ところが、メルカリを始めてからは娘たちも「これ欲しい人いるかな?」と自分で写真を撮って出品するように。自然とリユースの意識が育ってきています。
こんなことを授業でもできたらいいな…と教育への思いも広がります。
4. 大事なものだけが残る
本棚には教育関係や自己啓発の本がぎっしり。でも、中には一度読んだだけの本や、途中で読むのをやめた本もたくさんあります。
メルカリで出品するうちに、「これは置いておこう」「これは手放そう」と、必要なものとそうでないものがはっきり見えてきました。
気がつけば、残ったのは自分にとって本当に大切なものだけ。
物を整理することで、自分の内面も整理できた気がします。
おわりに
メルカリを始めてみて、単なる不用品の処分ではなく、新しい価値観が生まれました。
・簡単にできる
・楽しく断捨離できる
・家族のリユース意識が育つ
・大切なものだけが残る
何より、自分自身の内観の時間を持てたことが大きな収穫です。
メルカリが面白いと思った私は、いろいろ調べていると今はメルカリで生計を立てられる方がおられるということ。Youtubeで脱サラしてメルカリ物販で生計を立てられている方の1日ルーティン動画など観て、朝から晩まで月から金まで働いてきた私にとって、働き方もこんなに幅が広いんだと気づくきっかけにもなりました。
メルカリのように「やってみたら良いやん!」の精神で、これからもいろいろ挑戦していきたいと思います。