とうとう退職。すがすがしさと同時に感じた不安
2025年3月31日、私は正式に退職辞令を受け取りました。
ずっと働いてきた教員という仕事から自分の意志で離れる。
その瞬間は、すがすがしい気持ちと同時に、これからの生活への不安も湧いてきました。
「わざわざ自分から、辞めましたって連絡するのもなぁ」と少し躊躇していた私。
でも、連絡を取った友人からは、「新聞で知ったけど、心身ともに大丈夫かなと思って連絡できなかった」と言われました。
そんなふうに私を心配してくれる人がいる。
そのことに気づき、感謝の気持ちをちゃんと伝えたいと思うようになりました。
お世話になった人たちへ感謝を伝える
一昔前なら、教員を辞めたら葉書でお知らせするのが一般的でした。
でも今は、あえて全員に知らせるのではなく、本当にお世話になった人へ、心を込めて連絡をする形に。
- とてもお世話になった方へは手紙を
- 親しい友人には個別にLINEを
- 家族にもLINEで改めて「ありがとう」を
ひとつひとつ言葉を選びながら感謝を伝える時間は、私に満たされた気持ちをもたらしてくれました。
「早めに退職したからこそ、自分の人生を丁寧に生きていきたい」そんな想いが、自然と芽生えた瞬間でした。
退職後1カ月は手続きラッシュ!
4月に入ると、想像以上に各種手続きに追われる日々が始まりました。
主な手続きは次のとおりです。
- 健康保険の切り替え
- 互助組合の退会手続き
- 国民年金の加入手続き
- 児童手当の再申請
さらに、これからの働き方についても少しずつ動き始めました。
「どんな仕事なら今の自分に合うだろう?」と、求人情報をチェックしたり、知人から話を聞いたり。
5月から本格的に動き出すための準備期間だったと感じています。
大切な人との時間、そして新しい日常
退職をきっかけに連絡を取った人たちが、退職祝いの食事会を開いてくれました。
気を遣わない、本当につながりたい人たちとの食事。
その時間が、心から幸せで、ありがたかったです。
また、平日の昼間に買い物に行き、余裕を持って晩ご飯を作り、子どもたちの帰りを待つ。
そんな優雅な母としての時間も、今の私にはとてもいとおしいと感じています。
「こんなふうに一日一日を丁寧に過ごせるのも、少し早めに退職したからこそだな」と、しみじみ思う日々です。
まとめ|50歳目前、早期退職して感じたこと
50歳を目前にして早期退職した私。
すがすがしさと不安を抱えながらも、感謝を伝えること、手続きをきちんとすること、人とのつながりを大切にすることを意識して過ごしてきました。
そして今、あらためて思います。
「自分の人生を、自分らしく丁寧に歩いていこう」と。
これからどんな未来が待っているかはわかりません。
でも、今日を大切に過ごすことが、きっと明日の自分を支えてくれると信じています。
そして私が4月に夢中になって読んだ本。もっとちゃんとお金貯めておけばよかった、、、。